コードレスブロワー
大どろぼう亭で日常的に使っている電動工具、といっても丸鋸やインパクトドライバーではなく、ブロワーを紹介します。
木工や鉄工をしていると切り屑が出たりしますが、それらを吹き飛ばすのにブロワーという道具を使うことがあります。
100 V で動くものもあれば、バッテリーで動くコードレスのものもありますが、我が家ではコードレスブロワーを愛用しています。
これが、大どろぼう亭での生活に欠かせません。
まず、毎朝のデッキの掃除。
カラマツやシラカバの落葉, 落枝、春は色々な植物の花粉、夏には細かい昆虫の糞などがそこそこ落ちていますので、ブロワーで吹き飛ばします。
箒でもある程度は落とせるのですが、細かい花粉や糞などはデッキ材のリブ加工に入り込んで、箒では掃き出せません。
掃除後にデッキでコーヒーが朝の日課です。
また、手の届かない梁の上などのホコリを吹き飛ばしたり、階段の鋭角の隅など、掃除機の入らないところの塵を飛ばすにもいいです。
風呂場の壁や床の水滴を吹き飛ばすと、乾くまでの時間が短く済みます。
外回りでは玄関周りの落ち葉や砂埃を吹き飛ばしたり、スコップなどの道具類を洗ったあとの水を吹き飛ばしたりしています。
大どろぼう亭では、横浜で使っていたダイソンの掃除機を持ってきて使っているのですが、このサイクロン部やクリアビンに付着した埃も簡単に吹き飛ばせます。
意外なところでは、外のファイアープレイスや暖炉の火の勢いがちょっと弱いかな、というときにブロワーで風を送ってやると、一気に火の勢いを増すことが出来ます。
愛用する 2 台 |
どちらも HiKOKI の 18 V バッテリー対応の機種で、最初に買ったのが左の RB18DSL、昨年買い足したのが右の RB18DC。
RB18DSL |
全体に安っぽいプラスチッキーな質感。
付属のノズルは硬いプラスチックです。
風速はスイッチの引き具合で無段階で調節でき、スイッチの動きとモーターの回転が直結しているようなダイレクト感があります。
バッテリー取付部を基準にして水平に持つと、上記写真のように吹出口が斜め上 45° あたりを向くようになります。
大容量バッテリーを装着して、グリップに指をかけてぶら下げると、吹出口がちょうど水平を向く重量バランスです。
振動や音がちょっと大きく、朝の静かの森の中で使うのは、ちょっと気が引けることもあります。
RB18DC |
プラスチック自体は同じ (ABS 樹脂か?) ようですが、色が HiKOKI のプロ用工具らしい緑色。
グリップにゴム部品を使っていて、グリップ感が良くなりました。
付属のノズルはグリップと同じゴムですので、なにかにぶつけても衝撃が吸収されます。
風速はこれも無段階で調節できますが、スイッチの動きが電子的に読み取られ、モーターの回転を制御しているような感じで、回転の上昇が緩やかです。
風量切り替えレバーとオンロックボタン |
グリップには風量切り替えレバーがあって、1 が弱, 2 が中, 3 が強、これにオンロックボタンを組み合わせると、3 段階で風量を固定したまま手を離すことが出来ます。
バッテリー取付部を基準にして水平に持つと、吹出口も水平に向くようになります。
大容量バッテリーを装着して、グリップに指をかけてぶら下げると、吹出口が斜め下 45° あたりを向く重量バランスです。
メーカー希望小売価格は同じ ¥12,000- なので、緑色の RB18DC が黒色の RB18DSL の後継機種ということのようです。
HiKOKI ホームページより |
風量が 60% アップということですが、これはあまりよくわかりません。
どちらも十分な風量です。
使った感じとしては、RB18DC は高性能な電動工具を使ってる感があります。
回転速度の制御が良いインパクトドライバーに似た雰囲気というか。
音質もガサツな RB18DSL に対して、整った RB18DC といった感じ。
また、ノズルの向きと重量バランスが変更になり、床方向を掃除しやすくなりました。
ということで、これから買うなら RB18DC 一択ですね。
ちなみに、どちらの機種も充電池・充電器は別売りです。
それぞれの動画を載せておきます。
音質の違いがわかると思います。
ぼくは、それでぶぉーってしてもらうの好きです |
あんた、ものずきね。わたしはきらいよ |
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