プロシュッテリア モリモト
朝食も食べずに長坂の綿半で買い物をした金曜日の昼。
こんなおだやかな春のような日 (昨日関東では、観測史上最も早い春一番だったそうです) の昼ご飯は、とんぼの支那そば (とんぼの記事) ではなく、マルキン本舗の味噌ラーメンでもなく、ちょっとおしゃれな物が食べたい気分。
こぱぞうのパスタが真っ先に浮かびましたが、急に今まで食べたことのないお店に行きたい欲がムクムクと盛り上がってきました。
昨年来、八ヶ岳南麓大泉のブログ界のリーダー、ゆるふわさんのブログで何度も紹介されているお店を思い出しました。
生ハムレストラン「プロシュッテリア・モリモト」オープン間近
生ハムレストラン「プロシュッテリア・モリモト」へ
昨年春のオープン以来、とても気になっていたのですが、なんとなくタイミングの合わなかったお店。
実は先週、お店の脇の道を通っていたので、場所の見当はついていました。
突撃です!
若林交差点を超えてカーティスクリークや ZENZOW を過ぎ、とんかつの二葉の前あたりで右側にある小さな看板が目印です。
砂利の小道をしばらく進み、突き当りを右へ。
陶器の和窯を過ぎて右側にお店が見えてきます。
お店の横には小さな川が流れています。
一階がお店、二階が住居でしょうか。
玄関を入って靴を脱ぎ、右には個室が、左には厨房とカウンターがあります。
カウンターに座ると、左側には新たに完成したという、生ハムの熟成室が見えて壮観です。
ランチメニューはランチコース A ¥2,500- と、ランチコース B ¥3,800- があるようですが、予約していない場合にはランチコース A のみとのことです。
ランチコース A は、
- 自家製パン
- シェフおまかせ前菜の盛り合わせ
- 本日のスープ
- 本日のパスタ
- ドルチェ
- コーヒー or 紅茶
(B には魚または肉料理がつくそうです)
パスタは数種類から選べます。
まずは、パン (フォカッチャとチャバタ)。
そして、前菜の盛り合わせ。
どこから手をつけるか悩みますが、やはりまずは生ハムから。
口の中に生ハムの旨味が、ぶわーっと広がります。
もう最初の一口で無理。
ワインよこせ!です。
パテのようなものは、リエット。
豚の繊維がほどける舌触りと、スパイスの香りが最高!
テイクアウトもできるとのことで、もちろんお土産 & お持ち帰り!
地どりレバーのコンフィ
こりっとした食感のあるところとネットリした食感のあるところがありますが、どちらもしっとり。
これも旨味の塊。
その他サラダなどどれも美味しく、そして拷問のようです。
ワインだ、ワインよこせ!
ここは、車で来てはいけないお店です。
ゆるふわさん、徒歩で来れるなんて、羨ましすぎる…。
本日のスープは、白州産の干し椎茸のスープに生ハムのミンチ。
干し椎茸バンザイ!
5'-GMP (グアニル酸) バンザイ!
これ、旨味と生ハムの塩味が絶妙です。
鹿肉のミートソースのニョッキ。
ニョッキをひとくち食べたときの驚きといったら…。
もちっとした食感を想像して口に入れたら、想像と全く違うふわっとした食感。
このニョッキ食べたさに、お店に通う人がいるというのも頷ける話。
そういえば、先週通りかかったとき、お店の裏で鹿を見かけましたが……。
花豆のカタラーナ。
花豆の香りと優しい甘みで、気分がほっこりします。
アールグレイのパンナコッタ、洋梨のコンポートのせ。
パンナコッタ単品で食べても、コンポート単品で食べても、両方一緒に食べても、どれも美味しい一品でした。
コーヒーを飲んで一息ついて。
頭の中では、「運転しないで行きたい店リスト」が更新され、かなり上位にランクインしました。
Google 先生によると、大どろぼう亭から約 4 km、徒歩でも 50 分ほどとのことなので、頑張れば片道は行けるか?! (帰りはタクシー)
それとも、だれかお酒を呑まない人を誘うか ?!
ふふふ。よくワイン我慢しましたね~。
返信削除八ヶ岳南麓では「飲めない友」が欠かせません。私の友人にも何人かそういう方が
いて、大層重宝(?)しております。
大どろぼう亭も春めいてきたご様子、ビールが旨い季節ももうすぐですね。